私の産土神社である『鹿児島神宮』の末社「稲荷神社」です。

 こちらは京都、伏見稲荷大社からの御分霊で和銅4(711)に島津藩の御勧請ということで実に1,300年も前の御鎮座と歴史は古い。
当HPでも各所でご案内のとおり島津家の守護神は「稲荷大神様」。
島津家始祖「忠久」が大阪住吉大社にてこの稲荷神の助けを受け無事出産したとの逸話をうけその後、守護神としたとあります。
これも諸説あり、島津家の出自事態が大陸からの渡来人「秦氏」の子孫であり、その秦氏が氏神としていたのが「稲荷神」であるからとか、始祖「忠久」の父親はあの「源頼朝」であり「稲荷神」を厚く信奉していた頼朝に因んで代々の守り神にしたとかいろいろです。(稲荷心経奉賛文)格式ある鹿児島神宮末社ということもあり「農耕」と「商売」の神様として地元はもちろん大隅地区の信奉者多い。




   





 伏見稲荷大社からの御分霊ですから、こちらのお稲荷さんにもお山があります。参道はまさに山道。社域は鹿児島神宮の本殿脇すぐの参道から連々とつながる朱色の鳥居から始まっており、それをくぐりながら小高い丘へと向かいます。ざっと150mです。そんなに急な坂道でもなく、ちょっとした散歩のつもりで御参りされたら程よい運動になってよいのではと思います。
自然いっぱいの『稲荷の杜』は森林浴もできて健康的です。
やはり、お稲荷さんの醍醐味は「お山」することですね。






  大多羅知女神社
 (おおたらちめじんしゃ)
 門守の神社が見えてきましたもう少しです。  山神社(やまじんしゃ)


   鹿児島神宮からの参道を少しそれた別参道に大鳥居があります。
  崇敬者有志により平成18年の建立されました。

 拝殿手前の骨太の御神狐一対。力強い感じの御眷属です。崇敬者による鈴の飾り付けが可愛い。

 非常に立派な御神殿です。山上のお稲荷様としては大変威厳のある感じがしてすばらしい。

 拝殿前にさらに一対の御神狐。こちらは少々小さめ。

左は拝殿内の図。右は元あったであろう稲荷神への捧げもの陶器製神狐。

 拝殿の左奥にある元神様であると思われる祠。入り口にはそれを証明する少し大きな壊れた石造の鳥居跡があります。大きな岩石が多数転がっています。
そのままなのは御神石だからでしょうか?

  そして、祠前に鉄製の朱鳥居。
崇敬者の祈願のあとでしょうかこちらにも多くの陶器製神狐が見られます。

  拝殿右奥は山の部分に大きな岩が。敷石のようになっている岩で食い止められている ようです。落ちてきたのか?はたまた故意に落とされたものか?大きな地震でもあると 落ちてきそうです。右の写真は拝殿を斜めから遠景です。これが「稲荷の杜」です。