「お稲荷さん」として親しみの深い稲荷神社。

その総社として有名なのが京都の『伏見稲荷大社』です。
 大社では「稲荷勧請」といわれる御霊分(みたまわけ)、分社が一般的におこなわれており、商売繁盛の神として会社に御祀りしたり屋敷神として一般家庭で祀られたり、日本で最も親しみのある神様です。そんなこともあって、稲荷神様のお社は全国で4万社とも言われています。
 弘法大師との関わりも深い神様で、神仏習合の象徴的な神様です。五大稲荷と称される「最上稲荷」「豊川稲荷」は神社ではなくお寺です。

  福岡県久留米市に鎮座する「大学稲
荷神社」なぜか御神紋は轡紋(丸に十
の字)=島津家家紋と同じ。
 稲荷大神様は島津家とのかかわり深く、島津家の氏神と言われている。
 稲荷信者であった源頼朝公は始祖「忠久」の父であるからだという説や島津家(惟宗家)は「秦氏」の子孫であるという説もあり秦氏もまた稲荷信者であったようです。
よって、薩摩、大隅、日向南部は稲荷神社が多い。



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